2019年11月8日金曜日

DXとは・・・?


デジタル・トランスフォーメーション

「DXとは、クラウド、モビリティ、ビッグデータ/アナリティクス、ソーシャル技術を利用し、新しい製品・サービス・ビジネスモデルを通して価値を創出し、競争上の優位性を確立すること」

DXとはビジネス価値を提供する主体、つまり企業が取り組むべき変革のことであるとしています。その変革を、クラウド、モビリティ、ビッグデータ/アナリティクス、ソーシャルといったデジタル・テクノロジーを利用することによって、進めとゆくことであるとも述べています。経済産業省が2018年9月に発表したDXレポートの中でも、このIDC Japanの定義を採用しています。
このような考えを踏まえ、ビジネス用語としては、おおむね「デジタル・テクノロジーを駆使して、企業の文化や体質を変革し、ビジネスのやり方や組織の振る舞いを抜本的に変化させること」という意味合いで用いられています。
残念ながら、このような解釈は必ずしも広く浸透しているとは言えず、デジタル・テクノロジーを駆使した情報システムを作ること、あるいはIoTやAIなどを使って新しいビジネスを立ち上げること、といった解釈もまだまだ多いようです。
確かに、「デジタル」はかつての常識を上書きし、不可能を可能にしてきました。しかし、それは手段ではあっても、目的ではありません。「トランスフォーメーション」すなわち、変革や転換を成し遂げることが、DXの目的と言えるでしょう。
「デジタル」という手段を駆使しても「変革や転換」という目的が達成できなければ、意味がありません。しかし、現実には、「手段を使う」という目的を達成しようとしているDXと称する取り組みも多いような気がします。
大前提として理解すべきは、ビジネス環境の変化です。業界に突如として現れる破壊者たち、予測不可能な市場環境、めまぐるしく変わる顧客ニーズの変化など、ビジネス環境は、これまでになく不確実性が高まっています。
このような環境にあっても事業を継続させなくては、企業の存続はあり得ません。つまり、「事業の継続と企業の存続」がDXの目的です。
しかし、「長期計画的にPDCAサイクルを回す」といった従来のやり方では、成長はおろか、生き残ることさえできません。ビジネス・チャンスは長居することはなく、激しく変化する時代にあってチャンスを掴むにはタイミングを逃さないスピードが必要です。顧客ニーズもどんどん変わり、状況に応じ変化する顧客やニーズへの対応スピードが企業の価値を左右します。競合もまた入れ代わり立ち代わりやって来ます。決断と行動が遅れると致命的な結果を招きかねません。
そこで、その時々の最善を直ちに見極め迅速に意志決定し、行動を変化させなくてはなりません。つまり「圧倒的なビジネス・スピード」を手に入れるしかないのです。
そのためには、ビジネス・プロセスをデジタル化して現場をリアルタイムに「見える化」し、データに基づいて的確、迅速に「判断」し、直ちに「行動」できる仕組みを持つことです。
また、セルフ・マネージメントできるプロフェッショナル同士の高い信頼関係を前提とした自律したチームによって組織を運営してゆくことも大切になるでしょう。そのようなチームは「対人関係においてリスクのある行動をしてもこのチームでは安全であるという、チームに共有された信念」すなわち「心理的安全性」が担保された組織でなくてはなりません。「このチームでは、リスクをとって挑戦してもいいし、失敗してもいい」というお互いの信頼関係を前提とした組織であればこそ、大幅な権限委譲が可能となり、「見える化−判断−行動」のサイクルを高速に動かし、俊敏に変化し続けることができます。
手段は様々ですが、大切なことは、「圧倒的なビジネス・スピードの獲得」という目標にかなうかどうかです。ただ、速くすればいいと言うことではなく、それがビジネスの成果に結びつく取り組みであるかどうかです。
ビジネスの成果とは、「従業員の幸せと最高のパフォーマンスを引き出す」ことであり、「顧客満足を維持し、競合他社を凌駕し続ける」ことです。変化の速い時代にあって、このような成果を出し続けるためには、自らも高速に変化し続けなくてはなりません。それが、事業の継続と企業の存続を可能にするのです。いわば、企業同士のスピード勝負に勝ち残ることができる企業文化と体質への変革がビジネスの成果を生みだすのです。


                                                                                                   Kumagai




2019年8月21日水曜日

『クラウド環境セミナー 2019』


先月718日に、クラウドソリューション事業部発足7年で4回目のセミナーを開催いたしました。
クラウド、テレワーク、働き方改革をテーマに先進ITをご紹介させていただきました。
多くのお客様に、ご来場いただきありがとうございました。

3年連続で働き改革を主題にして開催してきました。

実際の世の働き方改革はどうなっているでしょう・・・。
残業が減少し、効率の上がった仕事環境になったでしょうか?
なかなか現実は狙ったようには変化してないように思います。
逆に在宅残業のし易い環境になってしまっています。
できる人はより仕事のできる環境というのでしょうか。
深刻な人手不足も重なり、今後の就業環境に求められるものとは?

次回のセミナー開催に向けて、ITが提供できるサービスを追及してまいります。

Kumagai





2019年5月21日火曜日

May


長いGWも終わって、夏に向けてのすごし易いこの頃です。
元号改正もなされ、『令和』時代がはじまりました。
また、今年も718日にセミナーを開催いたします。
詳細は後日お知らせいたします。

以下我々を考えさせてくれる記事です。
営業の仕事だなんて、受け入れられないという人たちもいるだろう。そのとおり、少なくとも多くの人たちが描いている営業像とはかけはなれているかもしれない。むしろ、コンサルタントや経営者のイメージに近いと言える。
しかし、古き良き時代の「営業」では役割が果たせないのであれば、それを変えるしかない。
ひとつ言えることがある。それは、いままでもこれからも変わることのない営業への期待だ。それは、予算として与えられた数字を達成すること。その働きに対して給与が払われるというのが変わらないとすれば、営業はそれができなければならないということになる。
営業の人格は数字である。笑顔が絶えず、優しく、だれからも好かれる存在であっても、数字が達成できなければ、営業という人格は低い。営業としての人格を高めたのであれば、数字を達成するしかない。そのためには、もはや従来の営業像を置き換えて、新しい営業としての能力を磨き、行動を変えてゆかなければならない。
めまぐるしく変わる社会やビジネス環境にあって、お客様はこのままでは大変なことになると意識し、何とかしなければと考えている。しかし、その一方で、何をすればいいのか分からない状況に置かれている。つまり、課題やテーマを明確に出来ないのだ。そんなお客様に、従来通りのやり方で「課題やテーマを教えて頂ければ解決策を提供します。製品やサービスを提供します。」といっても、困ってしまうだろう。だから、「お客様のよき相談相手となって、彼らの不安や迷いを課題として捉え直し、その解決策をデザインする」、つまり、お客様の状況を真摯に見聞きし、共感し、「あるべき姿」を描き、そこに至る筋道を提言することが、案件獲得のきっかけとなる。
営業は、知識を磨かなければならない。テクノロジーのトレンドや最新の事情に精通しなくてはいけない。テクノロジーの進化は留まることはない。その進化の恩恵を提供することがITに関わる仕事であるとすれば、知識なき営業はお客様から見れば役立たずでしかない。そうならないためにも知識を磨き続けることを怠ってはいけない。
また、教養も必要であろう。ITに関わることだけではなく、経営や事業、ビジネスや社会全般にわたるものごとや出来事に関心を持つことだ。お客様もまたそんな世界の一部なわけで、広い視野からお客様の幸せを考えることができなくてはならないだろう。また美意識を磨くことだ。芸術や文化である。何が正しいことかを知るためには、真善美という評価基準が必要だ。相手の気持ちや幸せ、提言の美しさ、倫理観は、そんな教養に支えられている。
そして、人格も磨くこと。お客様も大切な仕事を任せようというわけだ。会社の命運とまでは言わなくても、あなたの提言は、相対するお客様やその組織の評価、事業の成功に関わっている。それを任せようという営業を信頼できなければ、任すに任せられないだろう。例え知識があり教養が深くても、人としての信頼、あるいは人格としての高潔さが必要だ。それが「あなたにお願いしたい」という意志決定の決め手になる。
知識、教養、人格は、社会人としての土台でもある。なにも営業だけの話しではないが、営業もまた、それにふさわしいこの3要素を磨く努力を怠るべきではない。では具体的に何をするのかということになるが、それを見つけることもまた、自らできなくてはならないだろう。そういうセルフマネージメントができることが、この3要素を磨くための基礎となる。
もちろん、簡単なことではないし、一生かかっても終わることはない。だからこそ、学び続け、磨き続ける必要があるし、その態度こそが、相手の信頼を惹き寄せ、営業の業績へとつながってゆく。そのための努力を怠らなければ、目先の数字をあくせく追いかけなくても、数字は向こうからやってくるようになる。
営業の役割と求められる能力は再定義されなくてはいけない。それをいままで通り「営業」という言葉で表現するのか、新しい名前を与えるべきなのかは分からないが、もはやこれまでの「営業」のやり方がお役御免になることだけは覚悟しておくべきだろう。

ふぅ~だそうです・・・・。
考えさせられます。

                                                                                         Kumagai






2019年3月18日月曜日

『 春 』


ほぼ毎日朝5時のワンコの散歩・・・。
この真っ暗だった数カ月も、徐々に明るくなり春の季節を感じるようになってきました。
懐中電灯もいらなくなり、すがすがしさを感じることもできる散歩になってきました。

更に私事ですが、次女が大学進学で家をでることとなりその準備もピークを迎えております。
ニ〇リは込み合い新生活用品を求める方々でごった返しておりました。
結局、大半の家具を通販サイトにて購入、中古家電を再利用で経費負担を下げる・・・。
アパート探しも、会社で社員や外注さんの宿舎を探すのとは全く異なり、なんだかんだ複数条件を要望し
面倒な客になってましたかね。

昨年、一人暮らしを始めた長女は、就職活動で夜行バスにて東京へ。
訪問する会社を、よくまあ調べる調べる。 面接のシナリオを夜中かけて作成し母親にプレゼン。
父親には相談無・・・、  私、一応会社ではそのような担当しているんですが。

いろんなことで、春を感じている今日この頃です。


                               Kumagai

私が作った息子のお弁当です。
ザ・肉・・・

朝日を浴びる岩手山