2015年4月3日金曜日

なんで???

新年度となりました。
大半の皆様は心機一転というところでしょうか?

私ごと・・・
この前、前に勤めていた会社の同僚たち(すでに皆退社)と酒を酌み交わすことがありました。
転職した私の仕事はなんとなくわかっていたと思いますが、『ところでなんで花田設備なの?』と質問をうけました。
確かに、傍から見ればやっていることは前の会社からほとんど変わらずなのに、まったく異業種の会社で・・・、そう思うのもあたりまえでしょうか。
いまから7~8年前に、このIT業界の中で自分のやるべきソリューションはなんだろうと考えていました。そんなときに東京で開催された講習会(中堅営業対象)やセミナー(仮想化などなど)に参加しました。
その時の『ソリューション営業とは・・・』という講習会では、その営業するにあたっての考え方やプロセス、提案書の書き方などなどを教えていただくものでした。
自分はとっては、当時の会社でできる案件の中でも システム開発のようなお客様の課題やニーズを発掘し提案し、解決策を構築するということが好きであり、これが得意なんだということを再度認識させられました。その当時の社内は、いわゆる短期間で手間を最小に導入するという方向に傾いていたような感じでしたから、そのセミナーの『ソリューション営業とは・・・』を勉強させていただいたのは、今後やっていこうとしていることに自信をもったことを覚えています。
また、今後大きく普及すると確信した仮想化・・・というITソリューションにも出会ったころでしたので、こんなことから私の主張や行動が変化したかもしれません。(面倒な社員になっていきましたね~)
そこから立場は営業部の課長でしたが、自分の考えを社長に伝え始めました。でも本気で会社の将来を思ってのことでした。組織や方向性なんかについても主張していましたね。
震災前からこのような考えをもっていた私でしたが、震災後は復旧に専念し1年ちょっと経過したあたりで、同じ考えをもつ社内のチームメイトから今後のことを相談されました。会社サイドの考えはどうみてもソリューション営業ではない方向に向かっていくことを懸念してのことでした。またそこの企業風土そのものに疑問を感じるようにもなってきてこのままじゃいけないと強く思うようになっていきました。
お客様へのサービス提供のありかたへの考えや、社員のヤル気を育成する組織体制などなど・・・、この時期、ドラッカーの著書もよみましたね~。
やはり、最低限その当時私がその会社で、そしてこのIT業界で生き抜くということは、開発型や構築型案件の需要への挑戦と先進的な技術の提案は欠かせないという思いでしたので、そんな考えが幹部陣にしっかりと受け入れてもらえないということは居場所がないということと理解するしかありませんでした。

またこのつづきは・・・次回。
                                                    Kumagai
    
 
CoCo 3月
 

0 件のコメント:

コメントを投稿