2013年2月24日日曜日

『なぜ社員はやる気をなくしているのか』

この何年かのなかで、印象にのこった書物のタイトルです。
ドラッカーや歴史もの(とくに戦国時代や幕末)の本にも感銘をうけているのですが、今回はこの本をご紹介します。
この本の作者の方と出会ったのは、定期購読している日経ストラテジーの連載企画で 10分間で学べる業務革新講座『トヨタを超える職場の自己再生する力』というテーマでした。その時の私にはグサッと突き刺さる興味深い内容で、すぐ同著者の本を探し、もとめた本のひとつがこれです。


会社の中で、マネジメントという立場である方には、ぜひ読んでいただきたい内容です。
最初の章「何によって人は動くのか」で、社員の内発的動機を喚起させ、主体性をもった参加によって変革のプロセスをつくり経営を継続していくには・・・      を提起して始まります。
成果主義や世の相次ぐ不祥事、掛け声ばかりの改革、職場に渦巻く不信感などに考え方を提唱しています。
対話や議論のできない上司を弊害とし、社員の主体性を損なう要因とし、有能な人材の定着を損なっている。そして組織風土・体質が劣化してきていてるのは風通しがわるくなっているといい、意見を言い合ったり、コラボも起きず、新しい知恵が生まれずらいと言っています。
たしかに、会社のみならず、学校やスポーツの世界でも精神論を振りかざし、パワハラで組織をまとめ、言うこと聞いてやってろ的な風潮が問題視されています。」
管理する側も悪気があるわけではないのに・・・、こんな点をしっかりと指摘しています。

抜粋しすぎて、うまく伝わってないような気がしてきました。
また、中身の濃いテーマなので私の感想文ではなかなかまとめられません。
ですので、ほんのさわりの部分のご紹介です。
とにかく、経営サイドに、社員に対して働きがいのあるスポンサーシップというものを説いています。
今の自分の教科書のひとつとなっています。
著者の柴田昌治氏はこんな本もだされています。


また、このブログの中で感想をのべてみたいと思います。
もっと深く意味ありな感じで・・・。
以上 熊谷 でした。

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